店内
4/4
読書設定
目次
前へ
/
10ページ
次へ
「最後に、ナナの分だな」 ミツルはペット用品のコーナーに足を踏み入れた。 ボクにとって、夢のあふれる売り場だ。 「これと、これが好きなんだよな」 ミツルはそうつぶやいて、固形のエサと肉の缶詰をカゴに入れた。もう商品の位置は暗記しているのだろう。ひょいひょいと棚に手を入れる。缶詰だ、嬉しい、というのが最初の感想。つぎに、少ない収入で、こんなに高級なものを買ってくれるのはすまないな、とちくりと心が痛んだ。
/
10ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
132(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!