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2.ご主人様からのご褒美
「良くやったわね、ハル。偉いわ」
1LDKのアパートに戻ると、そこには翠が待っていた。
僕はあの後警察から職務質問を受けて散々な目に遭った。違法薬物を持っていたわけでもなく、危険性は無いとして無罪釈放してもらったけど、何度受けても警察の職務質問っていうのは嫌なものだ。
「す……翠……ご褒美を……」
僕は食い気味に翠に迫る。
翠は赤ワインを飲みながらナッツをポリポリと食べていたが、その手を止めて艶やかな微笑みで僕にこう囁きかけた。
「まずはこのワインを口移しで飲ませてもらおうかしら? 私、喉がカラカラなのよ」
僕は焦る気持ちを抑えながらワインを口に含んで翠に口付ける。
「ふっ……はっ……美味しいわ、ハル」
もう我慢できない。
僕はご主人様である緑をソファに押し倒すと、ブラウスを乱暴にめくりあげてそのたわわな乳房に貪りついた。
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