トンネル

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「おい、裕太!小咲トンネルしってる?」 健太と優成、康太が言う。 「なにそれ?」 「小咲トンネルってのはなぁー!女の幽霊がでて、”一度入ったら出られない”と言われているトンネルなんだぜ!」 「怖っ」 「それでそこにみんなで行こうぜ!」 「えぇー。」 という流れで僕以外全員が賛成し、小咲トンネルに行くことになった。 4人でトンネルに歩き出す。 「怖いよー」 「大丈夫だよ!」 悠斗が大丈夫だと言う。 「そっかー」 と言っていると女の影が見えた。 「逃げろ!」 健太がさけぶ。 そして上手くまき、逃げ切りトンネルから脱出することができた。 出てきた頃には僕と優成だけになっていた。 「みんないなくなっちゃったね。健太も康太も」 と僕が言う。 「ねぇ。一つ聞きたいんだけどさ。」 優成が言う。 「なに?」 と僕が聞くと優成はこう言った。 「」 確かにそうだ。最初、僕と健太、優成に康太の4人できたはずなのに。 知らないうちに紛れ込んでいたとは誰なのだろうか。 次の日、行方不明になっていた男子小学生のさんが遺体で発見されましたというニュースが流れた。
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