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輝悠先輩の行動を不思議に思っていると、どんどん近づいてきて……
「んっ……」
キス、された。
でも、それがキスだとすぐに分からなかった。
「んんっ……ふっ」
初心者には長いキスで息が酸欠になりそう。
その前に輝悠先輩がやめてくれて助かった。
「ごめんね、急にしちゃったね。ついキスしたくなっちゃって」
危険なほどの色香を放ちながら言われた。
私、早まっちゃったかな……
「もう1回いいかな?」
そう思いつつも、頷いてしまう。
今度のキスはもっと長くて、苦しいのにやめてほしくなくて……
どんどん溺れてしまった気がする。
「未珠ちゃんにもっと溺れそう……」
でも、それは輝悠先輩も同じみたい。
幸せな気持ちになりながら、そのキスを受け入れた。
fin
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