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「万年発情期会長様はゴキブリのようになんでも食べるんですね。
生命力が有り余ってるので水だけで1ヵ月生きれるか実験してはどうですか?
きっとギネス世界記録に載りますよ。
ゴキブリのような人間と記載されて。」
「最近のやつは2次元やらエロ本やらで実際に経験してるもんがいないと思ってな。
俺様が全国の童貞の意思を背負って多くのものを味見させてもらってるだけだ。
それに綺麗なものを見ると手に入れたくなるだろ?」
「まさか会長様は全国の童貞の絶対的味方『エロ漫画』をもっていないんですか?誰もが青少年時代にベットの下に置いてあるという聖なる物を。」
「ふざけるな。俺様は漫画より電子派だ。ベットの下などに置いてあるわけないだろ」
「エロ本はもってるんじゃねーか。」
「当たり前だろ、お前は俺様をなんだと思ってる?」
写真に興奮しない、写真を見るくらいなら実物で処理する男。
おい、先輩には敬語を使えという声は無視虫
「まぁ、冗談はこのくらいにしておいてさっさと資料を渡せ。春の親睦会の話し合いをするぞ。」
俺の体から会長が離れたからか近くにあった体からの熱が引いた。
近くの椅子をひき足を組んで座る仕草だけで無駄に絵になる男を見る。
俺も近くに置いてある椅子をひき寄せ座る
もともと親睦会はだいたい話がまとまっているからかスムーズに事が進んだ。ここで話し合うのはゲームの勝者のご褒美だけだ
親睦会では鬼ごっこというこの学園に在籍している生徒たちからは庶民的な遊びを行う。
褒美がない年だと生徒がボイコットすることもあったからだそうだ
唇に手をおきながら考える
「おい、エロい動きをするな食うぞ。」
「今年の親睦会の褒美は勝率によって変化させるのはどうですか。例えば鬼の生徒は逃げる生徒を捕まえた上位5名の望む事を叶えるとかどうですか?逃げる側も逃げ残った人数では不可能にもなりますが鬼と同様で」
「…まあ、いいんじゃねーか?逃げるきってるやつが多すぎたら追加ルールを放送で流せばいいしな。
あと先輩を無視すんじゃねーよ。」
言い終わるのと同時に会長が手を伸ばしデコピンをしてきた
二度も無視されるのが相当嫌だったのだろう
「…すみません。」
「おい、今てめぇ鼻で笑ったな」
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