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心はアングラ
『書を捨てよ、町へ出よう』の復刻版を新宿紀伊國屋で買ったら、カバーが野外劇のマップでああった。
すごい、凝ってるな。
本もめちゃめちゃ凝っていた。当時の最先端である。横尾忠則先生の凄みよ。
基本僕はプロフィール的には、某有名劇団の養成所をあまりよろしくない成績で卒業、という経歴なのですが、そして超絶新劇育ちなのですが、マインドとしてはアングラ! 小劇場! 貧乏と仲良し! なのです。
演劇やる前から寺山修司読んでたしな。
唐十郎好きだしな。
でももし自分があの時代に生きててたら、確実に、影響を受けながら避けて通っていた。
で、時が過ぎて、あのときやっときゃよかったな〜って後悔する(笑)。
面倒臭い性格だ。
今だって万有引力とか唐組とかあるわけど、入りたいかといったら、ちょっと違うんだよな。影響受けまくりだけど、渦中に入るつもりはない、というか。
そんな俺とアングラ。
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