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私に食べられる物は何も無い
冷蔵庫の前に座り込んで
私は一人 途方に暮れる
肉も魚も野菜も
人間に食べられる物が
私には食べられない
冷蔵庫の明かりの前で
私の心は深い闇に襲われる
抗いきれない孤独の中で
ただ泣きじゃくる
私は一体
何を食べて生きていったらいいのでしょう
私に食べられる物が
ここには一つも無いのです
この世には
無いのです
＜付記＞
もう誰も私を見る人とてなく
もう誰も私の声に耳を傾けない
こんなにも飢えた心の嘆きを
一体誰が聞いてくれるだろう
自分でさえ耳を塞ぎたくなるような
醜くただれた心の叫びを
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