第一章 

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俺は女の子の声の方に向くと 自分と同じ身長ぐらいの少女がいた。c2044832-1b74-4e51-bdf2-a6b4eea4d4a0少女は自己紹介をした。 「あの・・・  私は子麦(こむぎ)です。  ここにずっと囚われています。  囚われのお姫様みたいな人です。  よろしくお願いします。」 俺は 「何年ぐらいだ?というか、ここはどこだ?」 と問いた。 子麦は 「うんと・・・ここは時計がないんですが、  来たときの一瞬に時間が見えて、  来た時には0時だったので・・・  だいたい50ぐらいですね。  あ、あと、ここにいると年を取らないみたいです。」 どうやら俺は衝撃的なことを、聴いてしまったみたいだ。
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