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第1章 修行は空回り…?
時をそれなりに遡った甲賀の里
岩爺「時を越える修行をするぞ!」
岩爺…咲耶の祖父で甲賀忍者にとってリーダー的な存在である。
シャオラン「でも…でもさぁ…
時を越えたところで戦のど真ん中に出てしまったらどうするの?」
シャオラン…とても恐がりな女の子…
岩爺「シャオランの恐がりな性格を直すにはそれくらいの方が良いかも知れんな…」
シャオラン「世に言うショック療法?嫌だ!そんな剣やら弓やら…恐いものばかりのところなんて…無!理!」
ネム「…シャオラン、何とかなるよ。あんまり気負い過ぎると逆に怪我する元だよ?」
ネム…マイペースな女の子。
シャオラン「ネムは良いよね…。
マイペースだから…さ…」
岩爺「とりあえず…皆、時を越えるぞ!」
シャオラン「…時を越える…!」
こうして岩爺の溺愛する孫・咲耶以外は、
時を越える事になってしまいました…。
ネム「肩の力抜いて…」
シャオラン「無!理!」
岩爺「行って来い!もしかしたら…
素敵な殿方との出逢いがあるかも知れないからな…!」
シャオラン「じゃあ…なんで咲耶は?」
岩爺「咲耶をどこの馬の骨か分からないような奴にやってたまるか!」
ネム・シャオラン「…」
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