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第4章 本多忠刻
西暦1616年09月16日
シャオラン「…宜しくお願いします。」
シャオランは千姫として本多忠刻に嫁ぎ
幸せな生活を送る事になりました…。
しかし…
本多忠刻「お千殿はどうして私の妻になろうと決めて下さったのですか?」
律儀で方まじめな性格をしている忠刻の話はあまり楽しいとは感じず…
シャオラン「ピー!」
口寄せの術を使いまさかのパンダ・リーリーを召喚してしまったシャオランをまん丸になった目で見つめる忠刻…。
忠刻「君は…誰?お千殿じゃないよね?」
さすがに徳川家の姫君がパンダを呼ぶはずもなくシャオランの正体は呆気なくバレてしまいました…。
忠刻「お千殿は…秀頼君と共に死出の旅へと旅立たれてしまったのか…。」
シャオランから事の次第を聞いた忠刻は、
現実味など全く感じられないものの…
目の前にいるシャオランの言葉に頷くより他に出来る事はありませんでした。
忠刻「2人の時はシャオランって呼んだら良いかな?改めて宜しく、シャオラン。君が恐い思いをしなくて済むようにこれからは俺が全力で守る事を誓うよ…。」
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