序章

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序章

 舞台は平安時代の京の都。  大江山を根城にする朱点童子とその配下の鬼達によって、都は脅かされていた。  1017年12月24日。  幾多の者達が朱点童子に挑むも敗れ、屍が累々と積み上げられる中、ひと組の男女が大江山へ分け入って行く。  男の名は源太、女の名はお輪。  二人は迫り来る鬼達を倒し、大江山の深部へ辿り着いた。だが、ふいの隙をつかれ、源太は命を落としてしまう。  現れたのは鬼達の頭目、朱点童子。  お輪は果敢に立ち向かうも、生まれたばかりの我が子を人質にとられてしまった。彼女は赤子を守るため、自らを朱点童子に差し出す。  赤子は命だけは取られなかったものの、朱点童子に二つの呪いをかけられた。  一つが短命の呪い。常人の何倍もの早さで成長し、2年足らずで寿命を迎える。  もう一つが種絶の呪い。人と交わり、子孫を残すことができなくなった。  この呪いを解くためには、朱点童子を討ち倒すしかない。  赤子は天界の女神・太照天昼子に導かれ、人との間に子をもうけられない代わりに、神と交わり子孫を残し、朱点童子の打倒を目指すこととなる。  ……というのが、序章になります。  そして、この赤子というのがプレイヤーで、一族の初代当主となる方です。(源太は父親)  アニメーションが入るのですが、あらためて  えっっっっっぐ!  と思いました。お、オープニングですよねこれ?  両親の分まで長生きしろよ〜的なことを言いながら、呪いの玉を赤子に埋め込むわけですよ。長生きできなくさせてるのはお前じゃい。  今後もお茶の間の良い子が泣いちゃいそうなシーンが多々あります。私はいつも目を背けてます。  では、さっそく開始!!!  俺屍をプレイするにあたり、テンプレを自作しました!!がんばった! b9cb8035-b049-4c64-bf7c-e5911f966b17  悩みに悩んで決めた一族名「譲葉」。  ホントは「楪」で一文字にしたかったんだけど、漢字が出てこなかった……。ひと文字だけでユズリハと読むのが良かったのに。仕方ない。  下の名前は「獣兵衛」さま。平安時代ちっくな名前ではない気がするけど、ここ通貨は「両」だし、まあいいかーと。  初めての交神のお相手は「お地母ノ木実さま」!  ちょっと気の強そうな土属性の女神様で、生まれたのは女の子でした!  母君に似て意思の強そうな、ポニーテールの女の子です。緑髪に赤目。そして、まさかの褐色肌!!きてほしいなーと思ってたけど、早々に褐色肌を引くとは。  野生みがある素朴なお顔だったので「鹿」。  で、浮かんだのが「すずか」。鈴よりも涼しいという字の方がピッタリくる気がする。  命名「涼鹿」!決まりました!!  ちなみに、一族の顔グラは自動で決まります。  いくつかある顔グラに、髪色(赤・水色・緑・金色)、目の色(赤・水色・緑・金色)、肌の色(色白、標準、小麦色、褐色)が素質に応じて配色されます。  どの顔グラがくるかはランダム。  この顔グラの親だから子供はこの顔……というシステムはないので、似てない親子も出てくるのですが、思い入れが募ると「あぁ……親子だなあ」と感じるから不思議なものです。  私もそんなふうに浸れるような、一族達にしていきたいなぁ。
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