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第3話【腹立たしい客2】
「ふん」
聞こえてきたのは。又しても。あの男性客。
「ふん」と不機嫌な声。
早く場所を明け渡せ。って……?
「あぁ、すいません」
拓眞は、謝ってからエコバッグを二つ持ち、場を離れながら。
「自分さえ、良けりゃいいってか」
腹立つ……
そう思いながら、拓眞は家路を急いだのだった。
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