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第1話 うららかな春の日
ある、うららかな。春の日ひ。
大きな公園に。
なかよし3兄弟の。 ヴィントと、ルーナと、ベルクと。
3人の大好きな子犬。トイプードルのブーリャも一緒に。
なかよく。パパとママとピクニックにきていました。
みんなをまとめる。頼りになる。一番いちばん上の。9さいの心優しい、お兄ちゃんのヴィント。
ちょぴり、恥かしがり屋の。心優しい。6さいの真ん中のルーナ。
ちょっぴり大人しい。まだ、ちっちゃな。3さいの。心優しいベルク。
3人の大好きな子犬。トイプードルのブーリャ。
ポカポカな陽気にね。パパはピクニックシートで、気持ちよさそうに眠っています。
ママは、パパがカゼをひかないように。 ブランケットを、かけてあげると。
「ころばないように、きをつけるのよー」
おそろいの、お靴をはいて、太陽の光のなかを。
元気に、 走りまわっている。
ヴィントと、ルーナと、ベルクと、ブーリャに、こえをかけました。
「まってよー、ヴィントおにいちゃぁん!」
一生懸命に、ルーナはヴィントを追いかけています。
「こっちだよー、ルーナ、ベルク!」
ヴィントは、ルーナとベルクがころんだりしてないかな?
って。後ろをね。振りかえりながら。ジグザグに走っています。
ゆっくりにね?
ヴィントはね。ほんとうはもっと、早く走れるんですよ。
「まってよー、ヴィントにぃちや、ルーナにぃちゃ」
「ワンワン!」
ベルクは、ブーリャとがんばって、ヴィントとルーナを追いかけて……
「うわーん!」
あれ?
ベルクは、近くの大きな、木の下で、泣ている。小ちいさな、女の子をみつけたの。
「ブー二ャおいれ」
ベルクとブーリャは、女の子のところに行きました。
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