念写(仮)
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「鎌?」 「うん、鎌だな」 僕が念写した『く』の字の形をしたものを見ながら、みんながため息まじりにそう言った。 課外教科の稲作実習で何度も見たから間違いない。「そうだね、鎌だね」僕もそう言って頷く。 どうやら僕の脳ミソはジュンコちゃんではなく五時間目に行われる稲作実習の授業でいっぱいになっていたようで、写真の中には誰がどう見ても農作業で使う鎌にしか見えないものが写っていた。
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