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ー あっお鼻ちーんしてもらってる…にゃん太君マジで羨山花山…。
花山は関係ないワン。
「あっ、お母様が車でお待ちになられてるんでしたよね。引き止めてしまってごめんなさいね。それじゃあ僕達はこれで」
「あっ…」
「え?」
「あ、えっと…」
ーどっどうしようっ!?咄嗟に引き止めちゃったけど…ま、まだ一緒に居てくれませんか?って言ったら何だこいつ?って思われるかもしれないし、年明け前に嫌われたくないし…でもせっかく会えたし……えっええいっこうなったらもうヤケだ!!
そうだ、せっかくのクリスマスなんだから行けフミちゃん!!告っちゃえだワン!!
「あっあの!もし良かったら…そっその、わ、私も一緒にイルミネーション観に行ってもよっ良かですか!?」
がっくし……。
「わぁ〜!近くで観るとよりいっそう綺麗ですねぇ!」
「にゃんにゃん(訳・あっちもこっちもキラキラだにゃ!)」
「わ、わぁー本当だぁーきれーい…うれひー…」
ー 家族の誰も福岡出身の人なんて居ないのに愛屋君を誘った時に何で博多弁になったんだろ!?恥ずかしっ!!タイムマシンがあるならさっきの言い直したい!!
あぁさっきの“良かですか?”の事か。大丈夫だワン。誰も覚えてないワン。
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