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はひっ!?ゆっくり目を開けると…
わたし1人で、ベッドに寝ていて
ゆっくり起き上がって
そのすみに座って立ち上がろうとした時
ドアが開いて、彼が入ってきた!//
恩人さま
ユリウス・ベリル
「おはよう、ちょうど起きたようだな…
アップルシナモンティー、持ってきたぞ。」
彼が両手に持つトレーの上には
紅茶が入った透明なポットと
ティーグラスが2つ乗ってる。
わたし
メリリャ・ジュエリス
「お、おはようございます…///」
昨日と同じように
トレーを、ナイトテーブルに置いた彼
ポットからティーグラスに
お茶を注いでくれて、渡してくれた。
恩人さま
ユリウス・ベリル
「昨夜は、なかなか…
刺激的な夜だったな。」
紅茶が、注がれた
ティーグラスを受け取る…//
わたし
メリリャ・ジュエリス
「ぁの…は、はい…//」
紅茶を、ひと口飲んでいると
ユリウス様も自分の分を注ぎ
引っ張ってきた椅子に座った。
恩人さま
ユリウス・ベリル
「フフッ…頬を紅く染めて…
本当に可愛らしい、お嬢さんだな。」
そんなことを言われたのは初めてで
受け取ったティーグラスを
ナイトテーブルに置いてから
熱くなる頬を両手ではさみ
冷まそうとしたんだけど…
手が、さっきまで持ってた
ティーグラスで温まってるせいで
あんまり意味がなかった…//
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