🌫️わたしの恩人さま🌫️

5/5
前へ
/25ページ
次へ
恩人さま ユリウス・ベリル 「申し訳ないが寝室はここだけなのでね… ところで…お腹は、空いてないか?」 そう言えば、朝から 何も食べてなかった… わたし メリリャ・ジュエリス 「あの…す、少しだけ…//」 ユリウスさまは、頷く。 恩人さま ユリウス・ベリル 「では、食堂に案内しよう 軽食ぐらいなら、作れるのでね。」 ユリウスさまは、寝室のドアを開き お茶を飲みほしたわたしは ティーカップを、ナイトテーブルの上に 置かれた、ポットの横に置き。 ベッドから出て、ユリウス様に駆け寄る… わたし メリリャ・ジュエリス 「…//」 差し出された手を見てから、彼を見上げると また、少しだけ頬が紅くなっていた。 恩人さま ユリウス・ベリル 「父上が所有する、この屋敷は いりくんでる…だから、手を繋がせてほしい。」 わたしは、小さく頷いて その手をとると優しく握られて それだけでも、キュンとしてしまう…// わたし メリリャ・ジュエリス 「よ、よろしく…お願いします//」 わたし達は一緒に階段を ゆっくりと下っていき 1階の食堂に、向かっていく… 恩人さま ユリウス・ベリル 「…//」 食堂に向かってる間、わたしは廊下を 連れられながら辺りを見回す。 わたし メリリャ・ジュエリス 「ほこりも、クモの巣もなくて… すごく…綺麗ですね。」 隣の、ユリウスさまが こちら見つめて、微笑んだ。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加