🌫️夕方🌫️

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恩人さま ユリウス・ベリル 「それでは、先に入浴を せていたくのでね…待っていてほしい。」 わたしは頷いて。 半開きのカーテンを開け 窓を開けて、バルコニーに出る… わたし メリリャ・ジュエリス 「…」 朝は手すりをこえて その向こうの、わずかな足場に立ってたのよね。 今はただ、手すりにもたれかかりながら 夕暮れの空を眺めている… それから、しばらくして足音が近づき わたしの隣に、バスローブ姿のユリウス様が並んだ。 恩人さま ユリウス・ベリル 「生きていれば、色々とツラいことはある… だが…人生はツラい事ばかりじゃない。」 わたしは、隣の彼に顔を向けて頷く。 わたし メリリャ・ジュエリス 「そうですね… ありがとうございます、ユリウス様// あ、お風呂…わたしもお借りしますね。」 ユリウス様は頷いて わたしは、寝室に戻り。 脱衣場で着ていた服を全て脱ぎ 浴室に入って、シャワーを浴び 頭や体を、丁寧に洗っていく。 ユリウス様…ステキな殿方… いつも、わたしの気持ちによりそってくれる// 心も体も、あったまったところで 浴室から出て、脱衣場に備えつけの バスタオルで頭と体の水気を拭き取り バスローブに着替え、用意されていた 新しい、歯ブラシを水につけ クリームをつけて歯を磨いていき 口をゆすいで 洗面器の横に置き、脱衣場から出る。
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