🌫️翌日🌫️

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恩人さま ユリウス・ベリル 「フフッ…さて、朝食の用意をしよう。」 ユリウス様は持っていた ティーグラスをトレーに乗せ わたしのグラスもトレーに乗せ それを両手で持ち 寝室のドアに向かったから、ベッドから出た わたしは、ドアを開けるのを手伝い 一緒に食堂に向かう。 わたし メリリャ・ジュエリス 「…♪」 それから少しして、食堂にたどりついて… 椅子に座ると、目の前に ポットとカップが乗せられた、トレーを置いて ユリウス様は、厨房に入っていった。 恩人さま ユリウス・ベリル 「今日は、スープリゾット系‥だな。」 わたしは、その間…ポットから ティーグラスに、アップルシナモンティーを注ぐ。 わたし メリリャ・ジュエリス 「ん、美味しい…♪」 わたしは食堂の壁に飾られた 風景画を眺めつつ…またひと口、紅茶を飲む。 本当…綺麗な風景画…まるで、窓からの 景色を切り抜いて、飾ってあるようね… しばらくして、厨房から出てきた ユリウス様の手には 大きめのトレーに2人分の リゾットを盛ったお皿が乗っていて それを、テーブルの上に置いてくれた 彼は隣に、そっと座る。 恩人さま ユリウス・ベリル 「コンソメスープリゾットだ。 口に合えば良いのだが…‥」 わたしは、彼に微笑みかける。 わたし メリリャ・ジュエリス 「いただきます♪」 わたしは、さっそくひと口食べてみた…
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