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恩人さま
ユリウス・ベリル
「あっさりとした、味付けにしてみたのだが…」
わたしは、ユリウス様に顔を向けて頷く。
わたし
メリリャ・ジュエリス
「はい、確かにあっさりしてますね
とても美味しいです♪」
朝は、このぐらいの
味付けが身に染みる…
恩人さま
ユリウス・ベリル
「フフッ…それなら、よかった。」
ユリウス様も、食べ始め
一緒に完食したあと、協力して食器を片付けた。
わたし
メリリャ・ジュエリス
「…♪」
そのあと、一緒に厨房から出て
食堂に戻ってくる。
恩人さま
ユリウス・ベリル
「では、さっそくここから出るぞ
そろそろ、干潮になるはずだ。」
わたしは頷き、食堂を出たあとは
一緒に寝室に戻って、出掛ける準備をする。
🌫️数十分後🌫️
出掛ける準備を済ませて
屋敷から出ると、干潮で
向こう側に渡る道が見えていた。
わたし
メリリャ・ジュエリス
「ユリウス様、今なら…!」
彼は頷いた。
恩人さま
ユリウス・ベリル
「ああ、渡れるようになってる。
再び…満潮になる前に、渡るぞ。」
わたしは頷き、彼に手をつながれ…
一緒に、現れた道を渡っていく。
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