🌫️翌日🌫️

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道を渡りきった先に、馬車が停まってる。 恩人さま ユリウス・ベリル 「昨日、来たときも この馬車でここまで来たんだ。 一旦、帰ってもらってはいたが そのあとまた、ここに来てもらうよう 前もって、お願いしていたんだ。」 わたしは、隣のユリウス様を見上げた。 わたし メリリャ・ジュエリス 「さすがです…♪」 彼は微笑んだ。 恩人さま ユリウス・ベリル 「フフッ…まあ、もともと 次の日に帰る予定だったのでね… 君を連れて帰ったら 父上、驚くだろうな。」 彼は微笑み、わたしも微笑んでいた。 わたし メリリャ・ジュエリス 「緊張します…//」 でも、こんなかっこうでは…// 恩人さま ユリウス・ベリル 「大丈夫、ちゃんとドレスを買って 着替えてから…連れていくからな。」 わたしは頷き、一緒に 馬車に乗りこむと馬車は 森の外に向かって出発した。 わたし メリリャ・ジュエリス 「あ、ありがとうございます…//」 揺れる馬車の中、わたしは 濃霧の森の景色を目に、心に焼き付けていく…
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