🌫️翌日🌫️

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それから馬車に揺られ数時間、都市に到着して そこの洋服屋さんで、ユリウス様は わたしにぴったりのドレスを買ってくれた。 そして、彼のお父上とお母上が 住むという豪邸に案内してくれて… そこで、彼はお二人の前で 結婚する事を伝えてくれた。 お義父様 「おお、我が息子よ。 可愛らしい嫁を連れてきてくれたじゃないか!」 お義母様 「うふふ…本当ですわね。 なかなか、お似合いのようですわ♪」 ユリウス様とわたしは、お二人に 深々とお辞儀をして そのあと、再び馬車に乗って わたしが住んでいた洋館に向かう。 恩人さま ユリウス・ベリル 「君の、ご両親にも お話しないといけない。 とても、綺麗だ…メリリャ//」 それから、また数時間で わたしが住んでいた館に到着、中に入る。 わたし メリリャ・ジュエリス 「お父様、お母様、お姉様。 紹介したい人がいるの!」 館の中に、彼と入りホールに向かうと わたしの家族が全員、集まってきた。 お姉様 「う、うそ!?」 お母様 「あらあら…まあ…!」 お父様 「ま、まさか…ベリル紙幣の顔になってる 男を連れてくるとは…‥」 わたしは、彼を見上げて微笑む ad4dc08d-5d14-4b8d-bb96-e62b37ec7663 わたし メリリャ・ジュエリス 「わたし、彼と…結婚することになったんです//」 恩人さま ユリウス・ベリル 「お嬢さんは、僕が幸せにします… なので、ご安心ください。」 お姉様は、開いた口がふさがらないようで 不機嫌そうにその場を去っていった。 お母様 「うんうん…娘を、よろしくお願いします。」 わたし達は2人に深々とお辞儀をして 館を出て、馬車に乗り再び都心に向かう。 これから、愛しい人と一緒にいられると考えると すごく幸せな気分になる// これからも、彼のために 頑張って生きよう、そう思いながら 馬車の中で、彼の肩にしなだれかかっていた…‥ 🌫️END🌫️ 遅咲きの幸せ
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