12人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
それから馬車に揺られ数時間、都市に到着して
そこの洋服屋さんで、ユリウス様は
わたしにぴったりのドレスを買ってくれた。
そして、彼のお父上とお母上が
住むという豪邸に案内してくれて…
そこで、彼はお二人の前で
結婚する事を伝えてくれた。
お義父様
「おお、我が息子よ。
可愛らしい嫁を連れてきてくれたじゃないか!」
お義母様
「うふふ…本当ですわね。
なかなか、お似合いのようですわ♪」
ユリウス様とわたしは、お二人に
深々とお辞儀をして
そのあと、再び馬車に乗って
わたしが住んでいた洋館に向かう。
恩人さま
ユリウス・ベリル
「君の、ご両親にも
お話しないといけない。
とても、綺麗だ…メリリャ//」
それから、また数時間で
わたしが住んでいた館に到着、中に入る。
わたし
メリリャ・ジュエリス
「お父様、お母様、お姉様。
紹介したい人がいるの!」
館の中に、彼と入りホールに向かうと
わたしの家族が全員、集まってきた。
お姉様
「う、うそ!?」
お母様
「あらあら…まあ…!」
お父様
「ま、まさか…ベリル紙幣の顔になってる
男を連れてくるとは…‥」
わたしは、彼を見上げて微笑む
わたし
メリリャ・ジュエリス
「わたし、彼と…結婚することになったんです//」
恩人さま
ユリウス・ベリル
「お嬢さんは、僕が幸せにします…
なので、ご安心ください。」
お姉様は、開いた口がふさがらないようで
不機嫌そうにその場を去っていった。
お母様
「うんうん…娘を、よろしくお願いします。」
わたし達は2人に深々とお辞儀をして
館を出て、馬車に乗り再び都心に向かう。
これから、愛しい人と一緒にいられると考えると
すごく幸せな気分になる//
これからも、彼のために
頑張って生きよう、そう思いながら
馬車の中で、彼の肩にしなだれかかっていた…‥
🌫️END🌫️
遅咲きの幸せ
![ad4dc08d-5d14-4b8d-bb96-e62b37ec7663](https://img.estar.jp/public/user_upload/ad4dc08d-5d14-4b8d-bb96-e62b37ec7663.jpg?width=800&format=jpg)
最初のコメントを投稿しよう!