ローズジャムとクロテッドクリームの贅沢

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ローズジャムとクロテッドクリームの贅沢

 わたしの少女時代を喩えるのならば、  それはまっこと素朴なスコーンのように、  どことなく味気ないものでした。  そんな味気ない日々を、  まるで華やかなジャムと上品なクリームを添えて、  贅沢な品に変えたのが、  留学先で出会いました、  ロザリー=スノーフィードという少女でございます。   ❖   ❖   ❖
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