登場人物と世界観

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登場人物と世界観

世界観  一夫一妻が主流だが、それ以外の結婚形態(同性婚、一妻多夫、一夫多妻など)も浸透してきた。夫婦別姓は当たり前。複数の夫または妻と婚姻する場合は上限五人。重婚の手続きは結構面倒。離婚の手続きは入籍ほど難しくはない。 漣の家 淡島紗々波  紀州弁女子。  黒髪。巨乳。  基本龍興以外には優しい。  就職先が一年で突然倒産してしまったので叔父に斡旋してもらった結果、有名ホテルの食堂で働く事になった。 九度山耕作  お清さんの叔父。  悪い意味で公に出来ない仕事をしていると噂だが……。 紗々波の夫 磯尾龍興 ・養父の家業を手伝っている。 ・仕事では頗る有能だがプライベートでは残念なイケメンと化す。紗々波にぞっこんで札束とカードを渡そうとしたり、紗々波と彼女の家族が路頭に迷わないように自分の会社に取り込んだり、配慮が斜め上。性格はよろしくない。 ・紗々波と結婚する為に色々強引な手段に出たので当の本人から大層ウザがられている。しかし一切めげない懲りてない。 駿河ルイ  画家。紗々波より年下。  日本人とフランス人のクォーター美青年。紗々波の母がかつて交流があった後輩の遠い親戚。  売れっ子になる前は定職に就かず、ママ活中心でフラフラ生きてきたが、お清さんと出会って堅実に生きる事を決めた。  碧眼。複雑な事情があって若白髪。 蛇尾澪子  長女。  ベリーショート。  普段は冷血ともいえる辣腕美女だが、紗々波にはデレデレ。学校を卒業した後は家を出て自分の会社を作った。 黄昏の家 花鶏茜  紅髪碧眼。  雲雀とは高校時代の先輩後輩で、そこそこ仲が良かった。 ・20代半ば。パートタイマー。たまに夫達の仕事(イベントなど)の一部を手伝う事もある。 ・趣味はミニチュアフード集め。 ・後に二男二女を授かる。 茜の夫 一条盛苑  ホテル『ヤドリギ』のイケオジオーナー。男鰥で養子が三人(男二人女一人)。  一番最後に引き取った養子と年齢が近い女性の事が今でも忘れられなくて、紆余曲折あって結婚した。いじめっ子に放り投げられたぬいぐるみを取ってあげてお礼を言われただけなのに。 猪木雲雀  20代後半。サラリーマン。 ・恋愛は『現実逃避』、結婚は『感謝されない募金とボランティア』と小馬鹿にしている。それ以外は比較的良識派。 ・某プロレスラーは一切無関係。 ・刈り上げヘア。 ・趣味は釣堀での釣り。 ・某プロレスラーは一切無関係。 キース・本道  米日ハーフ。  雲雀が茜と結婚する前に茜の夫だった男。  茜の事は本気で好きだったらしいが……。 ・売れてるホストだったが、現在は行方不明で死亡届が出されている。ヤリチンで責任転嫁が上手い。 時雨風雅  20代半ば。配信者兼ブロガー。  雲雀より少し後に茜と結婚した。  猫背。痩せぎす体型で手足も指も長いので影のあだ名は「蜘蛛男」。 ・超一点集中型。メンタルが才能に追い付いておらず、大人気ない。 獅子恵永 ・俳優。20代前半。蒼龍の後に黒猫と結婚した。 ・ツンデレ。 ・中性的な容姿。金髪。やや釣り目。  歩実の子供を除けば小鳩家では最年少。 ・クールドライが売りの俳優。 白練の家 陸ユリネ  銀髪。 ユリネの夫 桜大樹 飛幡鷹之助  大学教授。50代。  気難しい。 明波  本名は不明。  バーのオーナー。うちの一軒は、昼間は総菜屋で茜のバイト先である。  一見ド派手な外見の女性だが本当は男性。  茜とは叔父と姪の間柄(茜の母の実家に養子入りしたので血縁的には赤の他人に近い)。 春蝉歩実 ・キースのセフレの一人だった。 ・シングルマザーで花鶏家の女中。20代後半。ちょっと乗せられやすい。要するにチョロイン。 春蝉勇成 ・歩実とキースの子供。幼稚園児。 ・顔立ちは父親そっくり。 ・実母より茜に懐いている。風雅は喧嘩相手。 犬居  龍興の同窓生。前職のブラック営業にぶちキレて、龍興の会社に転職した(時系列は龍興が茜に恋する数年前)。貴重な良識派兼突っこみ役。  年上がタイプらしい。 輪島  初老の男性。  紗々波が勤務する食堂で一番偉い人。元は自分の店を持っていたが、火事で焼失。立て直しは叶わず、転職した。 伊勢原丈二  褐色肌に色素の薄い頭髪。日本人が想像するアラブ系BL作品に出てきそうなイケメン。 『ヤドリギ』のバーの従業員。 墨田壮馬  消防士。両親が熟年離婚した上に気になる子が働いている店が閉店して寂しい。 『ヤドリギ』  有名ホテル。開店当時は小規模なホテルだった。敷地内に大量の店舗、クリニック、カジノがある。
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