既成事実

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視界を奪われながらの彼の行為は言い表せないくらいに気持ちよく、目隠しなんてしてなくてもまともに目が開けられないくらいだった。 甘くとろけてしまう夜は毎日のように営まれ、その度に友子はこれ以上ないくらいの幸せを感じていた。 夫には十分な経済力があり、家庭も円満であり、セックスも申し分ない。 毎夜、熱い愛液を注がれ、こんな幸せな結婚生活があろう事か。 そう思っているうちにやがて友子のお腹に小さな命が宿ると、また友子は新しい幸せを感じたのだった。 しかし─────…
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