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白き配達員と青藍色の小鳥
シンガー・ソングライターであった碧海陽和は、喉頭がんになり、喉頭を全摘出した事で自慢の声が出せなくなった。
作詞•作曲だけでも続けようと、海が見える別荘地の一軒家に引っ越し、落ち着いた日々を過ごしてる最中、
頻繁に訪れる、白い羽を持つ配達員が気になっていた。
けれど…此の想いは届かないだろう。
配達員と客、ましては声が出ない以前に…
彼女は猛禽類であり、己はその主食となる小鳥なのだ…。
そう思いを秘めていたはずだが…
ある事がきっかけで一気に距離感が縮まり…。
待ってくれ!これは不可抗力だ!!
声を失った小鳥とドジなりに強引な猛禽類の話。
※ 女α×男Ω ※
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