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入院したおばあちゃんの代わりにおじいちゃんの介護をしに行った群馬県。
退院したおばあちゃんも介護が必要になり、私は学校のみんなにお別れを言う事もできないままお母さんと一緒に群馬県に住む事になってしまった。
私の転校の手続きを済ませた後、お父さんはすぐに家賃の安いアパートに引っ越した。
そして異動願が受理された一年後に私たちとまた一緒に暮らし始めた。
神奈川県から群馬県への突然の引越しと転校に初めは戸惑うばかりだったけれど、趣味の合う友達と意気投合しすぐに新しい環境に馴染む事ができた。
たまにふと広哉くんの事を思い出す事があった。
思い出の中の広哉くんはいつも笑っていてくれた。
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