五百雀先輩

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 ボスが生徒会長のことを好きなんだろうなと気付いてから、自分の中で着実に育っていた気持ちが爆発した。 俺は、単なる手下であるからして対等な関係ではない、つまり何か関係が変わる可能性はない。 そう考えて抑え込もうとしても抑えきれるものではなく、余計に膨らんでいった。でもボスの恋を邪魔したくはないし…。 俺はそばで見守ってますよ、五百雀雲母殿。                (終)
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