桜の下で

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 あなたは私に「ごめん」と言って、私は何も言わず泣いていた。  あなたが別の人を好きになってしまったのは自分の落ち度なのだと思うと、言葉が見つからなかったから…。  幾度となく将来の話をして、幸せな未来を当たり前の様に2人で思い描いていた。  その未来が粉々になって消えていった。
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