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僕は、ファンの為に恋獄愛一郎のいいエピソードを作るように原作を書いた事を、妻に打ち明けた。まさか、一緒に暮らす僕が、その原作者である事に驚くが「ふふふ」と不敵に笑う。
「そう、あんたが恋獄愛一郎様を殺したの?」
「いや、彼を殺したしたのは僕じゃないっ!」
「それでも、あんたが殺したようなもんじゃない!」
「これには理由があるんだ!」
「なに? あたしに嫌がらせするつもりだったの?」
「違うんだ。そういうつもりで書いたんじゃない。それなら、僕に考えがある」
恋獄愛一郎は非モテのモブキャラに殺害された設定していたが、幸いにも一命とりとめて病院で治療中という設定を加えた。これは勿論、妻の意見だ。
了
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