死闘!キースレンジャー

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「ピンクちゃん。見つけた」  私は一人で街に繰り出し、買い物をしているサーラに声をかける。 「エリーナ!こんな所にどうして?」 「この前のお返しがしたかったから、貴方達を探していたのよね」 「この前のお返し?何を言っているのかな。今度こそ逃がさないわよ。覚悟をしなさい」  私は腕を組み、笑みを浮かべる。 「何が可笑しいの」  サーラはきりっと私を睨む。 「後ろを見てみな」  振り向くサーラ。バズソイヤーの姿を見て下がり出すが、変身と言うのか、私服を戦闘服へと変化させた。  サーラは私に右のパンチを打ち込むが、左でガードをして、右のパンチでサーラの顔面に打ち抜き、前蹴りをサーラの胸に叩き込む。  ふら付きながら下がるサーラをバズソイヤーが羽交い絞めにする。  サーラの腹と胸に左右のパンチを叩き込み、膝蹴りと蹴りを更に叩き込む。悲鳴を上げ何度も上体を反らすサーラ。 「エリーナ。お前ばかり楽しむなよ。俺にも少しは楽しませろ」 「分かったわよ」  今度は私がサーラを羽交い絞めにする。バズソイヤーのパンチと蹴りがサーラの腹、胸、顔面に次々と叩き込まれていく。  サーラの頭がだらりと下がる。  私はサーラを放り投げる。正面から倒れ込むサーラ。  私はサーラの背中を思いっきり踏みつけ、左右にグリグリと捻りを加えながら、何度もサーラの背中を踏みつける。  悲鳴を上げて何度も上体を反らすサーラを笑いながら見つめる。  私はサーラの髪の毛を引っ張り、無理やり立ち上がらせ、サーラの腹に何発もパンチをぶち込み、顔面を右のパンチで打ち抜く。倒れ込むサーラ。次に、バズソイヤーがサーラを無理やり立ち上がらせ、膝蹴りを何度もサーラの腹と胸に叩き込んでから、右のパンチをサーラの顔面に叩き込む。  ばったりと倒れ込むサーラ。  私は倒れ込んだサーラの喉を左手で絞め上げ、右のパンチをサーラの腹に何度も打ち下ろし、更にサーラの腹を踏みつけるように蹴る。  悲鳴を上げ、身体をビクッと震わせるサーラ。  更にバズソイヤーの踏みつけるような蹴りがサーラの胸に叩き込まれる。  サーラの身体が痙攣をするかのように震え、サーラは身動き一つしなくなった。 「一つ片付いたな」 「これからがもっと楽しいわよ。恋人のピンチに駆けつけるけど、何も出来ず倒される彼氏」 「笑いが止まらないな」 「ええ」  私は倒れ込んだサーラを見ながら、両腕を組んで笑みを浮かべた。
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