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バズソイヤーは左、右とフックを放つ!
上体を右、左と回すように動かして、バズソイヤーの攻撃をかわし、左側に回り込んで左のミドルキックを放つ。右腕でブロックをして、左のミドルキックを打ち返すバズソイヤー。バックステップでかわす。
一気に距離を詰めて、ワン・ツーを打ち込むバズソイヤー。左右の腕で交互にブロックをする。
バズソイヤーは三発目の左フックを右の脇腹に叩き込む!
上体を右に傾かせ、苦痛の表情を一瞬浮かべてしまう。更にバズソイヤーは右アッパーを腹に叩き込む。
下がる私に左フックで追い打ちをかけるバズソイヤー。
上体を右側に傾かせ、左フックをかわし、右、左のストレートをバズソイヤーのボディーに打ち込む!
一旦下がるバズソイヤー。距離を取り、体勢を立て直す。
一瞬睨み合うも、一気に距離は詰まる。
右のパンチを振り回すようにバズソイヤーの顔面に叩き込むが、バズソイヤーは左腕でブロックをして、右ストレートを胸に打ち込む。
更に左フックを顔面に叩き込まれる!
顔面が右に揺れ、戻った所に右ストレートで顔面を打ち抜かれた。
顔が左向きになり、バズソイヤーのパンチの威力に突き飛ばされたかのように、背中から倒れ込む。
立ち上がり、構えるも、襲い掛かかってくるバズソイヤー。
バズソイヤーの左ストレートが顔面を狙ってくる。
上体を下げて辛うじてかわすが、バズソイヤーの右の蹴りが、私を蹴り上げ、身体を起き上がらせ、左右のフックを顔面に叩き込む!
右、左に上体を揺らされ、声を漏らす。更にバズソイヤーの左アッパーが腹にめり込む!
身体をくの字に曲げ、お尻を突き出し、喘ぎ声を上げてしまう。
バズソイヤーは右の肘を上体が曲がった私の背中に叩き落とす。
崩れ落ち、右膝をつく。
胸元を左膝で蹴りあげるバズソイヤー!
弾け飛び、背中から地面に落ち、倒れ込む。
息が詰まったような声を何度も上げながら、頑張って立ち上がる。
私は声を上げ、左脚を蹴りあげる。バズソイヤーは上体を反らしてかわすが、左の蹴りの勢いを利用してジャンプをして右脚でバズソイヤーの胸元を蹴りあげた。
バズソイヤーは下がるも、直ぐに体勢を立て直して、右ストレートを打ち返す。
上体を下げて、バズソイヤーの右ストレートをかわすが、バズソイヤーの左フックに顔面を打ち抜かれてしまい、顔を右に大きく揺らし、両膝から崩れ落ち、両膝を地面につけてから、うつ伏せに倒れ込んだ。
背中を踏みつけるように蹴るバズソイヤー。
悲鳴を上げ、上体を反らせる。
バズソイヤーは背中を何度も踏みつけるように蹴り込んでから、背中を踏みつけ、左右にぐりぐりと捻りを加える。
喘ぎ声を上げ、苦痛の表情を浮かべ、両腕で何度も押しのけようとするが、何度も踏み潰されるかのように、突っ伏されてしまう。
バズソイヤーは私を踏みつけるのを止め、右手で髪を引っ張り、無理やり立ち上がらせ、髪の毛を下に引っ張り、上体を反らせる。
悲鳴と喘ぎ声を織り交ぜ、両手を後頭部に回して、バズソイヤーの右手を掴み外そうとする。
バズソイヤーの左の拳が腹に喰い込んでいた。
バズソイヤーは髪の毛を引っ張り、上体を伸ばした状態にして、何度も腹に左の拳を叩き込む。身体にパンチを打ち込まれる度に悲鳴を上げ、身体をビクッと震わすようにくの字に曲げ、お尻を突き出す。
バズソイヤーは腹にパンチを何度も叩き込んでから、私を放り投げる。
私は正面から地面に叩きつけられたかのように倒れ込む。
息を切らしたような声を何度も上げ、両腕を突っ張らせ、両脚を交互に動かし、何度も立ち上がろうとするが、倒れ込んでしまう。
バズソイヤーは倒れ込んだ私に跨り、右腕を首に巻きつけ、左腕で右手首をロックして、首を絞め上げながら、上体を反り返らせる。
悲鳴を上げながらも、両手で必死にバズソイヤーの腕を外そうとするが、絞め上げはどんどんと強くなり、身体から軋む音が響きだす。呼吸すら出来ないような声を何度も上げながら、口を開き、苦悶の表情を浮かべてしまう。
喘ぎ声を上げながら、助けを求めるかのように右腕を伸ばし、両脚を交互に曲げながら、脱出を試みるもどうにもならない。バズソイヤーは絞め上げを更に強めるが、屈服しない私を見て、技を外し、立ち上がり、蹴りあげて私を仰向けにする。
バズソイヤーは胸を踏みつけ、左右にぐりぐりと捻りを加える。私は何度も悲鳴を上げながらも、両手でバズソイヤーの足を掴み、両脚を交互にくの字に曲げ、地面を蹴り、身体を反転させて何とか、切り抜ける事が出来た。
ゴロゴロと地面を転がり、必死にバズソイヤーとの距離を取り、ふら付きながらも、必死に立ち上がろうとするが、右膝をついた状態で、顔を上げバズソイヤーを睨むだけで、精一杯の状態になってしまった。
ゆっくりと迫ってくるバズソイヤー。
バズソイヤーは私を垣間見、右脚で胸元を蹴りあげる。
悲鳴を上げ、上体を反らせながらも、バズソイヤーの右脚を両腕で掴み、右腕をバズソイヤーの右膝の裏側に当て、身体を捻るように回転させ、バズソイヤーを正面から地面に叩きつけた。
私は身体を転がした勢いを利用して、必死に立ち上がり、大声を上げ助走をつけて飛び上がり、立ち上がったばかりのバズソイヤーの胸に蹴りを叩き落とした。
倒れ込むバズソイヤー。
私は着地をして、バズソイヤーが立ち上がるや否や、エリーナスプラッシュを放つ!
手の平から放たれる金色の光線はバズソイヤーを捉え、金色の光は拡散し、火花を飛び散らせたが、バズソイヤーは何事もなかったかのように平然と立っていた。
「そんな……エリーナスプラッシュが……弾かれてしまうなんて……」
後ずさりを始めてしまう。
「俺の純粋な想いって奴かな……。エリーナ。お前には最後まで分かるまい」
バズソイヤーは距離を詰めてくる。
私は大声を上げ、バズソイヤーの腰を狙い、タックルを仕掛けるが、バズソイヤーにがっちりと上体を抑え込まれてしまい、押し倒すことが出来ず、背中や首筋に何度も肘を叩き落とされ、悲鳴を上げ、左膝をついてしまう。バズソイヤーは髪の毛を引っ張り、無理やり立ち上がらせ、上体を抑え込んでから、腹や胸に膝蹴りの連打を叩き込む。
喘ぎ声を上げながら、身体をくの字に曲げたり、上体を反らせてしまう。
バズソイヤーは、両脚の動きがちぐはぐになり、ふらふらになった私を思いっきり放り投げる。
正面から地面に叩きつけられ、ゴロゴロと地面を転がり、倒れ込んでしまった。
弱々しい声を何度も上げながら、上体を起き上がらせ、立ち上がろうとするが、両脚がガクガクと震えだし、力が入らず、立ちあがろうとする度に、突っ伏してしまう。
それでも必死に最後の力を振り絞るかのように立ち上がろうとする。
喘ぎ声を上げながらも、両脚の震えを抑えて、両肩左右に大きく震わせながら、両膝が内側に向いた状態で、何とか身体を起こす。
「終わりだ!エリーナ!ブラッディーサイクロン!」
バズソイヤーは右の拳を突き出し、左手で右肘の裏側を掴み、右の拳から、二本の青白い光が螺旋状に絡み合う光線を発射した。
光線は私の胸を捕え、私の全身は青白い網目のプラズマに覆われてしまう。
私は悲鳴を上げ、両腕を広げ、上体を反り返らせた状態で、バズソイヤーの光線を浴び続けてしまい、両膝が折れ、崩れ落ちるように上体を揺らしながら倒れ込んでしまう。
私は弱々しい声を上げながら、必死に両腕を伸ばし立ち上がろうとするが、両腕がビクビクと震え出し、全身の力がふっと抜け切ったような感じになり、仰向けになり、倒れ込んでしまい、瞳を閉じ、身動き一つしなくなってしまった。
両腕をL字に曲げ、左脚をくの字に曲げ、右脚を伸ばした状態で、意識を失って、倒れ込んでしまった。
バズソイヤーは倒れ込んだ私に近づく。
「止めだ!くたばれ!エリーナ!」
バズソイヤーの右の拳が、私の心臓を狙い、打ちおろされる……。
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