6.蜜夜を君と

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 花冠を被せてくれた時も、馬に乗せてくれた時も、私の涎を拭いてくれた時だっていつも彼は嫌な顔ではなくこんな笑顔を向けてくれていたから。 「ちなみにあの時、俺はおねしょをしたと勘違いされ大変なことになった」 「それはごめんなさいッ!?」  しれっと当時のその後を告げながらくすくすと笑っていたロベルトの手が、そのままするりと胸から下がり、太股を撫でる。  そして私の秘部へと指が触れて。   「構わない、リネアもおねしょしたみたいだしな」 「――っ、ひゃん!」  下着の上から蜜壺に触れられると、ちゅくりと湿った音が響く。  そのままちゅくちゅくと下着の上から何度も擦られた私は、その度に甘く腰が痺れロベルトの肩にしがみつきながら必死に耐えていた。 「ほら、こっちの体勢の方が楽じゃないか?」 「んっ、ぁ、ロベルト……」  ロベルトの膝に座るようにして向かい合っていた私をそっとベッドに横たわらせると、そんな私を組み敷くように彼が覆い被さってくる。  そのままぐい、と夜着の裾を掴んだロベルトが一気に私から全てを剥いだ。  
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