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ドアを開けると食堂の人が
ワゴンをかたわらに、立っていた。
あたし
如月 花音
「えと、あ…
ありがとうございます~!」
食堂の人は、お辞儀してから
ワゴンを社長室にいれる。
食堂の人
「失礼いたします、お待たせしました。
ご注文いただいた料理
お持ちしましたので、食べ終わったあとは
いつも通り、このワゴンに食器を乗せて
エレベーター付近に置いておいてくださいませ。
では、失礼いたします。」
食堂の人は、深々とお辞儀して
社長室を出ていった…
社長
八城陀 雅
「ふう…やはり、会社より
二人きりになれる場所ではないと…
正常位ではヤれないか…
おいで、昼食にしよう。」
八城陀さんは、ワゴンから
自分の分のトレーを両手に
来客用スペースへ持っていき
そのテーブルに置いてからソファーに座って
あたしも、自分の分が乗ったトレーを両手に
来客用スペースに向かう。
あたし
如月 花音
「美味しそうですっ」
ソファーに先に座る、八城陀さんに微笑みかけ
彼は微笑みかえしてくれた…//
社長
八城陀 雅
「俺の隣に…一緒に食べよう。」
あたしは、頷き…彼の隣にそっと座りながら
自分の分をテーブルの上、彼の分の隣に並べる。
あたし
如月 花音
「あ、あの…なんか、近くないですか?//」
隣の八城陀さんの温かい手が
あたしのももの上に乗せられ、撫でられる//
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