脱依存

1/1
前へ
/13ページ
次へ

脱依存

「脱依存に異存ありません」 「それでは、判決を言い渡します」 依存していたのは、韓ドラでも甘い物でも美味しいもの食べ歩きでもない。 休日の寝溜めでもkawaii娘の二度見でもサウナーでもない。 たった一つのこと。 故郷を懐かしむでもなく、呼吸をリラックスすることでもなく、明日を夢見ることでもない。 単純なこと。 時間を潰そう潰そうとしていた。 時間に依存していた。時間を急いでいた。 時間をモテあまそう そうすれば、時間からモテる 「異存なければ時間とします」 「じ  字     次」行こう
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加