4人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
現実を、なかなか受け入れない1人、、、。
例えば、『母は、いつも元気で、なんでも出来て、ミスがない‼︎』
母が、歳を重ねていく中で、怪我をしたり、病に倒れたりすことが、想像を絶するのである。
冷静さを欠くのです。
この感情を、想定内に出来ない自分に腹がたっている。母に説教じみた言葉を投げる、、、そして、自暴自棄になる、、、。
そんな風に、ゆったりと、見守ることに抵抗がある様で、、、。
そして、現実重視して細部に渡って見守る1人、、、。
自分に出来ることは、可能な限りしてあげたい、、、元気でいられるように、楽しくいられるように、幸せでいられるように、
徹底している。見事なまでに、、、。
しかし、どれだけ何かを差し出しても、やってる本人は満足出来ていない。時々、虚しくなり、魂が彷徨う。
最後は、側にいないが、離れているからこそ、変化を察知でき、たまに会うからこそ相手が素直になれるのだと、、、
いつだって、非日常な人、、、で、お客さん、、、そんな風に思う1人がいる。
これは、家族でも個々に、色んな感情があり、それぞれを、わかりやすくタイプ別にしてみたのだが、
私の中に、この3タイプ全部がいることにも気づいた‥‥‥
だから、意外と厄介だと思ってしまった。
それぞれが決め、承知の上でのことではあるが、近くにいるからこそ、信頼関係があり、安心安全な気持ちで過ごせているかと思いきや、
意外と違っていることもあって、そんなに簡単ではないんだと、改めて認識したこともあった。
このご時世、たくさんの情報が入ってきて、選べる世の中になり、家族のカタチも変化していき、思いも、考えも、
また、変化しているのだと実感した。
こういう事を考えていると、ヒントのように、いろんなアドバイスが情報の一環として、目や、耳に入ってくる‥‥‥。
会えない時間と距離が出来ると、人は、より近づけて時間を作ろうとする人、時間と距離をポジティブに捉える人、ネガティブにしか、
捉えられなくなる人、、、それぞれかも知れないが‥‥‥。
あるSNSの動画が目に飛び込んできた、、、家族団らんで、食卓を囲んでいる。
おばあちゃんと、その息子夫婦に、1人息子で小学生の男の子。
お寿司を食べながら、突然、おばあちゃんが、「ごちそうさま、そろそろ、失礼します、、、」と自宅にも関わらず、何処かへ帰ろうとする。
皆んな驚く中で、息子が、その母を止めて、「ここは、母さんの家じゃないか」 優しく、さとすが、、、
「どちら様ですか⁉︎」‥‥と会話が噛み合わない、、、。誰もが、その状況は、想像できるのだと思うが、実際問題、
その状況を、目の前にした瞬間、自分だったら、正直、どう対応するかわからないと思った。
私が、今回、帰省した理由を、なんとなくご先祖様に耳打ちされたような感覚ではあったが、
これまで、考えてこなかったわけではないが、自分の想像の中で、はっきりとイメージしていなかったのだと、怖くなった。
それぞれの立場で、それぞれが、考え、思う事柄は、違うかも知れないが、先の事ばかりに、意識を向けていたことで、1番大事な、今を、
見過ごしていたのかも知れないと、ドキッとした。
臨機応変、柔軟に、思いやって、にこやかに、、、なかなか、どうして、、、難しいと感じた。
思考回路を、難しくしているのではなく、やはり、相手あっての事柄は、いくら、家族といえお互いを尊重しながら、
歩み寄りがなくては、答えが出せない事ばかりだと実感した。
最初のコメントを投稿しよう!