第18話「パラシオンブルーの幻影」

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あれから幾ばくかの〘時間〙が〘経過〙して…現在時刻は夜の19時を回っていたっ!!?辺りは暗くなり鬱蒼としたその屋敷の中で何かに向かって話し掛ける女の目は不気味そのものだったっ!!? ?「おかしいっ!!?おかしいっ!!?ここにも無いっ!!?何で私の顔が無いの?はっ!!?そうだっ!!?きっとそうなのよこれは何かの夢なのね?」 女は安堵した様な顔でそう言うと…ニンマリ微笑むっ!!?そして優しく混ざり合う…パラシオンブルーの幻影は女の中に咲いた狂気の花を芽吹かせるには充分な程…浸透していたっ!!?少し前の事であるっ!!? CROWNKが織りなす鏡の中の世界へと…足を踏み入れた松風は困惑していたっ!!?目の前には自分と同じ姿形をした男が居てっ!!?眉間にシワを寄せてこちらをジッと見詰めていたからだっ!!? 松風「心の声(何なんだっ!!?野郎?俺に成り済ましやがってっ!!?)」松風は怪訝な顔をしてそう言うと…男をジッと睨み付けるっ!!?
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