風船ぱとろーる 第6話 ことは隊員のひみつのまき

1/1
前へ
/1ページ
次へ
風船ぱとろーる 第6話 『ことは隊員の秘密』のまき それはまだ、ことは隊員が小さかった頃のお話。 やっと片言の言葉を話し始めて、 ふゆか隊員と部屋の中を走りまわって遊んでいた時、 突然、おとうさん博士のところへ、 ことは隊員がやってきたのだ。 「おとうちゃん・・・。 (博士の事、こう呼んでた。おかあさんはママ。) こと、むかし、タムだった・・・。」 「え?もう一回言って!」 驚いたおとうさん博士が聞き返しました。 ところが、ことは隊員は言った事すべて忘れたように一言、 「わかんない。」それだけ言って又、 ふゆか隊員と走り回り始めました。 実はお父さん博士が田舎で飼ってた犬の名前がタムタムで、 家族はいつも「タム」って呼んでた。 おとうさん博士が大学の為、大阪に出て行く時に、 タムの頭をなでながら 「いつか、おとうさん博士の娘に生まれ変わっておいで。」 って何度かお話していたの。 ことは隊員は、本当にタムの生まれ変わりなのか? 二人の姿を隊員ナンバー3番の2代目タムタムが、 そっと覗いてみているのでした。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加