めぐみの恵み
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公園の入り口で、わたしは笑みを深めました。相変わらず空を見上げていた彼が、不意にこちらを向きます。ベンチに座った彼がわたしと視線を合わせるには、とうとう見上げなければなりません。 あの頃より大きく成長した手を元気よく振ります。彼はやっぱり呆れたように、だけれどとても柔らかな笑顔で大きく手を振り返してくれました。 今日のわたしのハイライトは、大好きな人の夢が叶ったことです。
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