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そもそもわたしはミユちゃんと出会って、すぐに好きになった。
わたしがミユちゃんの家にやってきたとき、まだ目を開けることすらできないほど小さいときで。
まず感じたのは、この家のにおい。これまで居たところとはまったく違う場所にいるんだと、ものすごく不安になった。
「かわいい〜〜。抱っこしてもいい??」
だけど、ミユちゃんがいたんだ…。わたしのことをやさしく抱きかかえてくれた。
まばゆい光や初めて嗅いだにおいに戸惑っていたけど、わたしは、ミユちゃんのもとですやすやと眠ることができた。
ミユちゃんが安心をくれた。
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