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Prolog
今日は激しい雨が降っていて、
外には誰も居ない中、
私は一人でコンビニへと走った──。
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「 ーーと、ーーー1点で
合計~ーー円になります 」
「 有難う御座いました~~ 」
見事な営業スマイルを向けられ、
私もお礼を言って帰る。
コンビニの外に出ると、
中学生くらいの女の子が居た。
彼女の顔をよーく、見ると
綺麗な顔立ちに
吸い込まれる様な瞳をしてる。
「 おねーさん、お酒、頂戴 」
見とれていたら
話し掛けられて居た
お酒をねだられたが、
この子が成人してるとは
あまりにも思えない。
『 …君、未成年でしょ? 』
「 … チッ 」
この見た目から想像出来ない舌打ち。
『 まぁ、いーや
買ってあげるよ 』
ダメな事はわかってるけど
何故か私はこの選択をした。
『 私 琴吹 岬。 』
岬 『 君の名前は?? 』
「 ……白滝 弥生 」
弥生「 … 少しの間だけどよろしく 」
少しの間のつもりは無いけど
岬 『 よろしく 』
# 琴吹 岬
# 20歳
# 白滝 弥生
# 18歳
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