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「「最近犬を食べたことがあるか」、これは私の教授がよく行っていることだが、 私はいまだに この言葉の意味がよく分からない……。確かに最近は猫を食べた。 これは教授の宿題であったけど、…あの手触り といい 、肉球といい、爪といい、 あれが喉に引っかかってとても悪いんだ 食べ心地が……ジェイコブはどうだ?」
「俺は 最近 イルカは食べたかな イルカはね 柔らかいんだ…… とにかく。そしてお腹にも優しいし、消化を助けてくれる。 まるで俺の胃の中の海で踊っているようなもんだよ、 お腹に耳を当ててみろよ、すぐにわかるから・・・・・ ドルフィンは俺の胃の中の海では心がオドルフィンとか言って、変なダジャレを言うくらいだから、ドルフィンもさぞ面白いんだろう……」
「そうかそうかそうか……教授がなぜ犬を食べたことあるかって言ったことは、もしかしたら、体の中で犬を飼えば何かいいことが起きるんじゃないか? このドルフィンのように……そうかもしれないな。」
「今度食ってみればいいじゃないか、腹の中のフィールドで走り回れるかもしれないぞ・・・・・犬が…… 。そして いざとなった時に・・・、 例えば ハンバーガーが大きすぎて喉でつっかえてる時に助けてくれるかもしれないじゃないか・・・・・。」
「それはそうだな」
「でかい犬を食べたほうがいいんじゃないか、なんていったって、でかい犬はかっこいいし、可愛い、そして、役に立つだろう、モノが詰まったときに、でかい犬じゃないとパワーが出ないだろう?」
「まぁ、確かに・・・・・、まぁ、可愛いかどうかは知らんけど……」
「あと、お前の中にすでにいる猫とケンカしないようにも、でかい犬の方がいいんだ、ちっこい犬はプライドが高いから、すぐケンカしちまう、、、そうすっと、体の中じゅうひっかきまわして、内臓が血だらけになっちまうだろぅ?、、だからな、、、、、そうだな、、、 そうだあれがいいじゃないか? ドーベルマンとか秋田犬とか?そういう大きい方が役に立つんだろう、、、、、 チワワみたいにうるさいやつだと夜寝てても起こされちまって大変だろうな、、、、、」
「そうだろうな、、、、、 それじゃぁ秋田犬 かな? それで 秋田犬はどうやって手に入れればいいんだ?」
「こりゃぁ、秋田に行けばいいんだろう?、 秋田 はここからまっすぐ この道をまっすぐ行けば秋田に着くから、そこにいる犬を片っ端から拾ってくればいいんだよ、、、、、っていうよりも 秋田にいる犬は全員 秋田犬 だからな、、、、、 秋田犬の定義って何だよ?」
「これこれ、君たち 何を話しているんだ」
「あっ、教授!!これはこれはどうも、 別に、、、教授が前に言っていた、、、『君は 犬たちを食べたことがあるか』、、みたいなことを、、なんか話してたんですよ、、、 なんぜ犬を食べれないといけないんかな? みたいなね 、、、、」
「犬を食べるとね、それは体にいいからだよ」
「……体にいい・・・・それは具体的には どういうことでしょうか?」
「それはね、犬を食べるとね、・・・・・・・ 犬を食べるとね……」
教授はそう言い残すと、急に床に倒れこんでしまったんだ・・・・・
「教授!! 教授!! しっかりしてください!! どうしたんですか!? 大丈夫ですか!?・・・・・いきなり倒れてしまって・・・・」
「さっき食べたチワワが腹の中で暴れているんだよ・・・グハッ・・・・・」
「なぜ教授はそのように 犬を食べるんですか?」
「それはなあ、 犬が食べてくれって言ってるんだよ」
「それは何でですか?」
「それはなぁ、、、、俺が間違って ポテトチップスだと思って食ったのが ドッグフード だったからだよ、、、」
「それはどういうことですか?」
「俺の口の中に入ってるドッグフードを食いたいって、 その時、犬が言ったんだよ、、、、」
「別に ドッグフードはまた買ってくればいいじゃないですか」
「俺が特別にそのチワワのために作ったドッグフードだからよ・・・・・、 そしてこのドッグフードは1日1回しか作れないんだから、、、、、それは間違って食っちまったら、翌日 この犬は死んじまうだろう?…… それで、、 食った ドッグフードを この犬が食いたいって言うから 腹の中に犬を入れたわけなんだよ、、、、、」
「あーー、そうだったんですか、、それで何で犬を食べないといけないんですか?」
「いや、別に 犬を食べないといけないっていうことはないんだよ、 俺が 言ってたこと、、ちゃんと話を聞いていなかったのか?、、、まぁ、だけど何でも教授の言う通りにしちゃダメなんだぞ!!、 なんで君たちは、、、、、、 犬みたいだな。 何でも主人の言うことを聞いて、ほらほら人間の方が犬みたいになってんじゃねぇか、、 このチワワみたいに自分の口に飛び込みたいっていうように、ほんとに突飛な考えはできねえのか!?
まったくもって、 近頃の若者は、 大人の言うことをバカみたいに信じやがる、、、、、そして、近頃の犬みたいに 想像力も働けやしねぇ、イルカを本当に食うやつがどこにいんだよ、、、、せめて食うなら、、、もっと頭のいいシャチにしろよ、、、、 本当に、、、、 近頃の犬は昔の人間みたいだな、、、、てか、俺、、なんか訳わかんないこと 言ってるな、、、 」
「教授、、、、、てか、シャチっておいしいんですか?」
「うるせぇよ、馬鹿!!、今そんな話する場合じゃねぇだろ!!、俺は死にそうなんだぞ」
「ジェイコブ、、、、、」
それから、次の日になったら、教授は普段通り授業をしてたんだ、、、、、、
「まぁ、このような感じでね、私の講義の 現代犬哲学の授業は終わるんだど、、、、、何か質問はあるか?」
「はい、、、先生から出てるものは何ですか、、、、 その、、、尻のあたりから、、、それなんか毛みたいなものなんですけど、、、、」
「ああ、これは、この前の、さっき食ったチワワのしっぽだな、、しっぽ、、、 そうなんだよ、俺の胃の中のドッグフードを食って成長して、そのチワワのしっぽが俺のケツの穴から出てきちゃったんだよなぁ、、、 まあ、明日になったら口からチワワの鼻が出てくるから、、このドッグフードの成長率は半端ねぇし、、 それでいずれ、そのドッグフード と間違って、 俺の内臓も食っちまうから、、まぁ、最終的には 明日、、1週間後にはスーツを着た、でけぇチワワがお前らの授業をすることになるんだな、まぁ、それまでに ちゃんと チワワの言葉をしっかりと 予習しておくんだぞ!!、って、 こいつは、 なかなか難しいからな、、 フランス語よりも難しいぞ! まぁ 1週間のうちにね 徐々に人間の言葉からチワワの言葉に移っていくから、まぁ その間にね 言語学者だとか、そういったやつを連れて 俺の言葉を解説、解読するように、、、、、 まぁ、それは俺の最後のレポートだから、、、それで、おめぇらは卒業して、しまいは最後には、、俺の中の俺に最高のドッグフードを作ってくれよ、、、、 じゃあな、、、、」
「これは私が5年前にいた カレッジ での話なんだよ、、 その後、 私は世界最高のドッグフードを作ることになり今に至る、、 そして私の隣にはいつもスーツを着たチワワがいて、現代哲学とか 犬の世界の話とか それを ドッグフードをむしゃぶりながら話してくれているんだ、、、 わかったかい ケビン」
「あーそうなんだ、、、、お父さん、でも、、てか お母さんとはいつ出会ったの?」
「お母さんか、、、お母さんはな、、 あれだな、 ちょうど 大学を卒業する直前にフクロウを食った女の生徒がいたんだ、、 まあ その子と結婚したわけ なんで、、 まあこれはまた 話が長くなるから早く寝なさい、、、、 今日は寝返りを打つ時に頭を回すんじゃないぞ、 って首が寝違えてしまうからな まあ、 でもお前はまあ 夜行性 だから まぁ しかもフクロウのハーフだから まあ 別に問題はないか、、、、、、」
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