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①執筆について
●アズマ:コンスタントに良作を生み出している春哉さんですが、どうやったらそんなにポンポン作品が書けるのでしょうか?
○春哉さん:とにかく書きまくるのみ!
という定番の回答はもはや真理なので一旦置いとくとして。
自分なりの目標や〆切があれば書きやすいかなと私は思います。
私は「妄想コンテストには毎回できるだけ新作で参加する」というのを目標にしてるんですけど、その応募〆切が大体二週間ごとに来るので、それだけで最低でも月二作は新作短編が出来上がります。
(もっと書ける人がごろごろいるので偉そうに言えませんが)
特に〆切は何かを生み出すためには不可欠だと思いますね。
〆切間際のエネルギーは半端ないです。
あとは作業の効率化でしょうか。
私は普段フル出勤の社会人なので書く時間はまとめて取りにくいんですけど、駅まで歩いてるときとか満員電車に詰め込まれてるときとかの隙間時間におもしろ設定や決め台詞なんかを考えてメモしてます。
いつもメモ帳にはアイデアがいくつか置いてある状態をキープしてるんです。
そうすればいざ時間が取れたときに何かしら手を動かしていられるので効率良いんですよね。
そこからは「とにかく書きまくるのみ!」です笑
●アズマ:春哉さんの作品は、魅力的な題名が多いですが、どうやって考えていますか?
○春哉さん:題名は個人的にこだわってるところなので注目していただけて嬉しいです。
ずらっといろんな作品が並んだときに「これタイトルだけでなんか面白そう!」って思ってもらいたいんですよねえ。
私はタイトルを考えるとき、リズム感と違和感を大事にしてます。
口に出して読んだときにスムーズ(めっちゃ主観です)かつ、この言葉あんま見たことなくない? ありそうでなくない?(めっちゃ主観です)みたいなのをいつも探してます。
リズムがいいと頭にスッと入ってくるし、適度な違和感があるほうが印象にも残るような気がしてて。
そのために単語の組み合わせを考えたり、造語もがんがん使いますね。
あとエブリスタは表紙を自作できるので、字面が良い感じ(めっちゃ主以下略)かどうかも大切にしてます。
●アズマ:春哉さんと言えば青春小説ですが、投稿している話で実体験はありますか?
○春哉さん:いやいやゼロです。純100%フィクションです。
私の青春は多くない友達とだらだら駄弁ったり、テストの点競い合ったり、安いコロッケ買い食いしたりと何の事件もドラマもなく、今思い返せば「まあトータルで言えば楽しかったんじゃない? よく憶えてないけど」くらいのものなので物語としてはまったく盛り上がりません。
でもだからこそ私は作品をいくつも生み出し続けられてるのかなとも思いますね。妄想の世界は果てしなく自由ですから。
こういう青春あったら良くない? が私の青春作品の基本理念です笑
●アズマ:良いアイデアを思いつくのはどんな時ですか? また、何かコツはありますか?
○春哉さん:コツ……? 私が教えてもらいたいくらいです笑
でもなんとなくですが、何か別のことをやっているときに良いアイデアが生まれてる気がします。食器を洗ってるときとかシャワー浴びてるときとかパン食べてるときとか。
逆に机に向かってじっと考えても結局何も浮かばないことが多いです。
小説のことを考えながら、小説以外のことをするのがいいのかも?
とは言いながら私もアイデア全然降りてこなくて苦しんでることが多々あるので、ソースは弱いですが笑
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