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②コンテストについて
●アズマ:妄想コンテストの魅力は何だと思いますか?
○春哉さん:誰でも参加しやすいところだと思います。
私が小説を書き始めたきっかけもこのコンテストなんですが、ほんと「初心者大歓迎!」って感じですよね。
文字数は100文字からでOKですし、テーマはありつつもジャンルは自由。下手にテーマ自由よりも格段に書き始めやすいです。
それに受賞枠が多いですよね。
大賞・準大賞・入賞・佳作くらいはわかりますが、超短編賞やトンデモ賞、続きが読みたい賞などたくさんの枠が用意されており、複数作入るものもあります。
しかも賞金も出る。書籍化・映像化にも繋がる可能性まであるというのはとても魅力的だなと思います。夢がありません?
実際私も「こんだけ枠あるならどこかに引っかかったりするんじゃない? そこからなんか奇跡起きて書籍化とかしちゃったりしちゃうんじゃない?」という下心で初参加を決めましたからね。結果は箸棒でしたが笑
二週間に一回という超ハイペースで開催されてるので自分の好きなタイミングで参加できるのもいいですよね。
●アズマ:ズバリ、受賞の秘訣は何ですか?
○春哉さん:あ、これ「むしろ私が教えてもらいたい」シリーズですね笑
秘訣なんか知ってれば、私は今頃妄コンで大賞を取りまくり頂いた賞金で妄コン御殿を建てて悠々自適な執筆ライフを送ってますとも。
ただ秘訣ではなく超主観的な話をさせてもらいますと。
「自分の色を出す」というのは大事なんじゃないかなと経験論から思います。
私の場合ですが、昔からよく読者の方に「会話のテンポがいい」と言われてました。
結構いろんな作品で言われるので「たぶん私の武器は会話なんだろうなあ。これどう使おうかな」と考えはじめたあたりから賞を頂けるようになってきた気がします。
どういう色であれ、その人にしか出せない色を描くことが大事なのかもですね。
あとは運です。ほんとこれ。
●アズマ:自信作が落選した時はどんな気持ちですか?
○春哉さん:昔はめちゃめちゃ悔しくて自信作だったものがとんでもない駄作に思えてきちゃったりしてたんですが、最近は全然そんなことないですね。
もちろん毎回受賞するために応募してるので落ちたらショックなんですが「まあ次がんばろ」ってすぐ切り替えられるようになりました。
落選しすぎて慣れたというのもありますが、いろんな方々に読んでもらえるようになって「面白かった」って言ってもらえてるのが大きいですね。ほんと大きい。
読者の方々がいつもあたたかい言葉をくれるので、選外でも自信作は自信作のままでいられます。落選作は死んだわけじゃない、って思えてます。
本当にありがとうございます。
*来週に続きます。
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