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そんなある日。 『地下アイドル ななみ!お泊まりデート!』 「嘘だ!嘘だ!嘘だ!」  私は命をかけてななみちゃんを推してきた。  こんな裏切りがあっていいのか?  スマホを握りしめ、川に投げつける。  もう二度と推しなんか作らない。  でもきっと、また繰り返すのだろう。私は推しがいることで生きていけるのだから。
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