01

1/1
前へ
/1ページ
次へ

01

私は異世界に飛ばされた。 ここでは女の子と夫婦になることもできるらしく、何故か私は求婚されることが多かった。その中でも金髪のお人形さんみたいな女の子に私は惹かれ、夫婦になった。 「瑠璃、おはよう」 ベットの右側に私の妻がいる。 なんて幸せな空間なのだろう。 「おはよう、悠。何考えてたの?」 「今が一番幸せだなぁって」 「私もとても幸せよ」 「そろそろ起きなきゃだね」 「そうね。朝ごはんは何にする?」 「ベーコンと目玉焼きとパンでどうかな?」 「美味しそう」 「今から作るから待ってて」  私は隣の部屋のキッチンに行く。フライパンを出してベーコンと目玉焼きを温めていく。そしてパンはオーブンレンジへ。  隣の部屋から瑠璃が出てくる。  「ねぇ、ずっと一緒にいてね」 転生前の私は生きているのだろうか。私は、このままこの世界で幸せに暮らしたい。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加