学園生活の始まり

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学園生活の始まり

おねぇさんの綺麗な唇が動いた。 「ここにいる60人。お前たちは昨日から今日にかけておかしいことがあったな?」  会場が再びざわめきだす。 「この世界にはお前たちしかいない。そして今日からお前たちにはこの学園で過ごしてもらう。もしから抜け出したら、現実世界に帰ってもらう。ここで無事3年間を過ごし、卒業することができたら、一つだけ願いを叶え現実世界に帰ってもらう。安心しろ、お前たちがこの世界で過ごしている間は、現実世界の時は止まる。何も得ずに帰るか、願いを叶えて帰るかは自分で決めるんだな。」  会場は早く帰りたいという意見と、帰りたくないという意見で分かれている。俺はもちろん帰りたくない。ここでハーレムを堪能してやる。 「大次はどうする?」 「あぁ俺は残るよ」 「じゃ、じゃあ私も残ろうかしら」  ん? じゃあ? それって…
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