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じゃあ? それって…
「静かにしろ。喋る時間なら後でいくらでもある。わしが去ったらお前たちは体育館を出て、提示版を見ろ。そこに部屋番号と名前が書いてある。隣に案内図もあるからそこに向かえ。もし帰りたいのであれば、指示通りに動かなければいい。」
「あ、言い忘れたがお前たちが思っている通りここは二次元の世界だ。」
そしておねぇさんは去っていった。
会場は驚きと困惑と喜びと悲しみに包まれている。
俺たちは体育館を出た。
そして部屋番号を見た。
門辺 大次
前藤 千四子
なんと俺たちの名前が並んでいた。
当然、番号も隣同士だ。
つまり隣の部屋ということだ。
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