上級編

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上級編

 白い魔女 女 【容姿】白いフードローブに包まれていて口元しか見えない。 【性格】この世の真理を説法のように説き、他人の神経を逆撫でる。その為に異世界から人間を招いて観測し、わざわざ相手の次元を上げてまでレスバに興じ、果てには消滅させるという悪辣極まりない性格をしている。 【武器】なし 【性能】そもそも八次元の存在で、有り体に言ってしまえば神であるが、その総称として“観測者”と呼称される。そのため通常の存在では会うどころか存在を認知する事すらも出来ない。  八次元とは三次元空間に時間、空間、自由度、因果、可能性が同軸上に存在する次元であり、この次元の存在はそれら空間、次元、時間に同一個体として同時に存在し、事象と時間の数だけの個体があり、また互いが同一個体として情報共有する事で世界を認識し観測する事で世界を維持している。その特性から彼女が死亡、又は消滅した次元は観測不能となって消滅してしまう。  また彼女と出会った時点で彼女を殺す、殺さないの選択肢が両立するため強制的に彼女を殺す選択肢が生まれる事から、出会った存在は次元ごと消滅して存在しなかった事になる。因みにこれらは能力ではなく生態でしかないため、防ぐことも奪うことも出来ず本人もコントロール出来ない。  純粋な戦闘能力も高く、実力はブレイズを大きく上回る。が、あくまで本人はレスバを所望し、戦わずとも相手が自分を殺す結果が変わらないため戦闘行為事態に及ぶ事はない。  そんな彼女の唯一の目的は完全に死ぬことである。 【サンプルセリフ】 「量子力学も相対性理論も、所詮人間が知覚出来る範囲の理屈でしかないのよ?」 「大層な事を言うけど、あなた元の世界では何か出来たのかしら? ネットがなければ主張が出来ない、表面上同意を繕うしか出来ない。そんな人間が意見だなんて笑っちゃうわ」 「それで? 反論はもうないのかしら?」
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